検索順位を上げる方法9選!初心者用SEO対策のチェックリストを紹介

2022年7月20日

検索順位はお金を払って(有料)あなたのホームページのランキングを上位に表示することはできません。

この記事では検索結果で1位(一番上)や1ページ目にヒットさせるために必要な優先順位の高い対策を紹介します。

検索に引っかかるようにしたい方はぜひご覧ください!

ドメインを正規化する

ドメインの正規化とは、異なるURLで同じページが表示されることがないように使用するドメインをひとつに統一することを指します。

ドメインを正規化する

「https://www.hoge.com」と「https://hoge.com」どちらのドメインでも同じページが表示される状況のサイトなどが対象になります!

ドメインの正規化が行われていないサイトの場合、「検索順位が思うように上昇しない」「検索エンジンに下層ページがインデックス(登録)されない」といったデメリットがあります。

対策方法はGoogleの重複したURLを正規URLに統合するページで確認できます。

ドメインのSSL化(常時暗号化通信)

ドメインをSSL化(常時環濠化通信)に対応する

SSL化とは、「SecureSockets Layer」の略称でWEBサイトのデータ通信を暗号化して第三者から解読ができないようにするためのものです。

https://で始まるサイトは暗号化通信に対応したサイトで非常によく見かけるようになりました

検索エンジンは「暗号化された安全なサイトをランキングシグナルとして使用」することを発表しており、対応することでSEOの効果はもちろん、サイトへの訪問者をハッキングのリスクから守ることができます。

対策方法はGoogleのHTTPSでサイトを保護する方法ページで確認できます。

スマホ用のページを用意する

総務省による調査では、2019年に日本人のスマホ保有率は67.6%と報告されており、PCよりスマホで検索する人が多くなっています。

検索エンジンも時代の変化に対応しており、スマホ向けのモバイルページのコンテンツを評価の対象とする形に変更しました。

簡単に説明するとスマホ版のページを用意していないサイトは、スマホ検索での順位が下がる形になっています

技術的な内容はGoogleのモバイル設定を選択するページで確認できます。

ページの表示速度を改善する

ページの読み込み速度(アクセスしてページが観覧できる状態までになる時間)が遅すぎると検索順位を下げるアルゴリズムが働いています。

ページが表示されるスピードが速ければ10位なのに、遅いことが原因で25位に表示されてしまうケースがあるんです

また、ページの読み込み速度が遅いとサイトから離脱してしまうため、せっかくサイトに訪問してくれたユーザーを逃してしまいます。

ページの表示速度はGoogleが無料で提供するツール「PageSpeed Insights」で確認できます。

PageSpeed Insights

調査の方法は、ページの表示速度を調べたいURLを入力するだけで点数が表示されるため誰でも簡単に確認できます。

PageSpeed Insightsのスコアリング結果

点数が49点以下だと順位に対して悪影響を及ぼす可能性があります!ただし、競合サイトの点数が悪い場合は同じく減点評価をされているので順位はかわりません・・・!

また、表示速度をあげるための改善項目も洗い出してくれるため、内容を確認してサイトの修正をすることができます。

PageSpeed Insightsで表示された改善項目

タイトルテキストを固有にする

運営するサイトの各ページに設置されているタイトルタグに記述されているテキストが全て同じ場合、検索エンジンがタイトルの内容を正確に理解することができません。

ちなみにタイトルタグに記述したテキストが検索結果に表示されます

また、重複したタイトルテキストが多い場合、サイト自体の評価が下がる可能性もあるため修正をしてください。

タイトルタグ

<title>~ここに各ページのタイトルテキストを入力~~</title>

タイトルタグの確認方法は、対象のページをブラウザで開いた後に「右クリック」→「ページのソースを表示」を選択すると別タブでHTMLが確認できます。

別タブで開いたHTMLソースが記述されたページで検索のショートカットキー「control+F」を押した後に、タイトルタグのソースコード「<title>」を入力して検索すると該当箇所の確認をすることができます。

HTMLソースに記述されたタイトルタグとテキスト

タイトルの前半にキーワードを記述する

タイトルテキストに「検索順位を上げたいキーワード」を記述して、なるべく前方に記載するようにタイトルを変更します。

順位を上げたいキーワードを前の方にするのは、今も昔も変わらずオーソドックスなSEO対策なんです

「インパクトドライバーとは」で検索上位にランクインさせるためのタイトル作成例

<title>インパクトドライバーとは?種類やドリルドライバーとの違いを紹介</title>

タイトルテキストをサクセス際のポイントは、「ページの内容について正確に記述する」「簡潔で分かりやすい内容にする」の2点です。

また、タイトルテキストの長さは基本的に32に文字以内に収めるようにしましょう。

SEO用の記事・ブログを作成する

検索1位に表示したいキーワードの検索結果に表示されているページが記事(コラムやブログ)の場合、同じように記事を作成することで1位表示を狙うことができます。

また、表示したいキーワードと関連性の高い題材を扱う記事を複数作成することでサイトの専門性が向上して順位が上がる形も狙えます。

SEO用の記事を作成してアクセスを集める対策はコンテンツSEOと呼ばれています

記事政策における注意ポイントは、ユーザーが知りたい内容が書かれた質の高い記事を作成することです。大量に記事を作成しても検索ユーザーの関心から外れた題材では順位は上がらずサイトの訪問者数も増加しません

品質の高い記事が作成できるツール

ユーザーが検索している意図や質の高い記事が作成できるtami-co(たみこ)。

WEBやSEOの知識が無くても検索上位が獲得できる記事の構成案が作成できるコンテンツSEO専門のツール。導入後3か月間は個別相談会を設けており、社内にSEOのナレッジが蓄積可能。

サイト内の関連ページをリンクで繋ぐ

関連性の高いページや、ページへの訪問者が次に知りたいであろう記事にリンクをつないであげることでユーザビリティーの高いリンク構造が構築できます。

どこからもリンクが繋がっていない「離れ小島」になっているページは検索に引っかからないので注意してください

また、順位を上げたいページに内部リンクを集中させると向上効果が得られるケースもあります。

リンクの調整効果が得られる条件は、運営しているサイトの複数のページに検索エンジン経由でアクセスが得られている(質の高い記事やコンテンツが存在する)場合になるため、そもそもサイト全体としてアクセスが少ない場合はコンテンツSEOを優先的に行う形がベストです。

被リンクを増やす

運営しているホームページや上位表示したいページに被リンクを集めることは、検索ランキングを向上させる有効な手段のひとつです。

被リンクとは外部のサイトからアナタの運営するサイトに向けられたリンクを指し、バックリンクや外部リンクとも呼ばれています

また、外部サイトに設置してもらう被リンクのテキストを「上位表示したいキーワードを含めた形」にしてもらうと効果が高まります。

注意ポイント

被リンクを専門に販売するSEO業者によって集めたリンクは検索エンジンからペナルティー(サイトの評価が低下して最悪のケースでは検索結果に表示されなくなる)を受ける可能性があるため、どんなに良い内容の提案を受けたとしても依頼しないでください。

被リンクの獲得方法は、関連する企業が運営するサイトに被リンクの設置依頼をする、もしくは有益な情報をコンテンツとして発信して、それを見た人がブログやSNSなどでリンクを掲載したりシェアする形を目指します。

ひとつのサイトから多くの被リンクをもらうより、多くのサイトから被リンクを集めることが大切です

まとめ

検索エンジンのランキングで1位や上位を獲得するための改善方法や施策はそのほかにも多くあり、今回はその一部をご紹介しました。

サイトの改修をするにも社外のエンジニアに依頼したりとコストや時間がかかることが多くあります。

まずはできることから初めていただく形で施策を進めていく形で問題ありません。

順位を上げるSEOチェックリスト

  • ドメインを正規化する
  • 暗号化通信(SSL化)
  • モバイルフレンドリー
  • ページの表示速度の改善
  • タイトルテキストの最適化
  • コンテンツSEOの実施
  • 関連ページをリンクで繋ぐ
  • 被リンク施策

この記事があなたのサイトの順位アップに貢献できることを祈っております!

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